中学生になると、英語や数学の内容が急に難しくなり、

「前はできていたのに、最近わからなくなってきた」

「勉強しても点数につながらない」

「どうせ自分にはできない」

と感じてしまうお子さまも少なくありません。

「なんとかしてあげたい」と思って声をかけても、なかなか本人のやる気につながらず、どう見守ればいいのか悩まれている保護者の方も多いのではないでしょうか。

この状態が続くと、単に成績が下がるだけでなく、勉強に向かう気持ちそのものが弱くなってしまうことがあります。

勉強への自信がなくなる理由

勉強への自信は、急になくなるわけではありません。

わからない状態が続いたり、勉強しても点数につながらない経験が重なったりすることで、少しずつ「自分にはできないかもしれない」と感じるようになります。

すると、問題に取り組む前から、

  • 間違えるのが嫌になる
  • 質問しづらくなる
  • 勉強する前から諦めるようになる

このような状態では、ただ「もっと頑張りなさい」と言っても、なかなか前向きにはなれません

本人の中では、勉強そのものが大きな壁のように感じられているため、まずはその壁を少し小さくしてあげることが大切です。

大きすぎる目標が負担になる理由

勉強が苦手になっているとき、保護者としては早く立て直したい気持ちになると思います。

「次のテストで急に30点上げたい」

「毎日2時間は勉強してほしい」

「苦手な単元を一気に克服してほしい」

このように考えるのは自然なことです。

ただ、お子さまがすでに勉強に自信をなくしている場合、こういった目標がかえってプレッシャーになってしまうことがあります。

「今の自分には無理かもしれない」と感じると、余計に足が止まってしまうからです。

「できた経験」を増やす

勉強への自信は、励ましだけで戻るものではありません

実際に、

  • 小さな問題が解けた
  • 説明を聞いたらわかった
  • 前より少し早くできた
  • 間違えた問題を自分で直せた

という経験があることで、「次も少しやってみよう」という気持ちにつながります。

「今日はこの計算だけ」

「この英文の形だけ」

「この問題だけ一緒に」

というように、今のお子さまにとって取り組める大きさまで課題を小さくすることが大切です。

保護者ができる声かけ

勉強に自信をなくしているときは、声のかけ方にも注意が必要です。

たとえば、

  • 「なんでできないの?」
  • 「前にもやったでしょ」
  • 「もっと頑張りなさい」

という言葉は、本人にとって責められているように感じられることがあります。

代わりに、

  • 「ここまではできているね」
  • 「どこからわからなくなった?」
  • 「この問題だけ一緒に見てみようか」
  • 「全部じゃなくて、まずここだけやってみよう」

のように、できている部分や、次に取り組む範囲を一緒に確認する声かけがおすすめです。

「できていないところ」だけを見るのではなく、「今できているところ」も見えるようにすることで、お子さまは少しずつ安心して勉強に向かいやすくなります。

必要なところまで戻る

英語や数学でつまずいている場合、今習っている単元だけが原因とは限りません。

数学なら、正負の数や分数の計算があいまいなままになっていることがあります。

英語なら、主語と動詞の関係や、基本的な語順がわからないまま進んでいることもあります。

その場合、無理に今の範囲だけを進めても、わからない状態が続いてしまいます。

前の内容に戻ることは、悪いことではありません。

今の内容を理解するために、必要な土台を整えるためのものです。

家庭でのサポートが難しいときは

これらをすべてご家庭だけでサポートしようとすると、どうしてもお互いに感情的になってしまったり、距離が近すぎてうまくいかなかったりすることもあります。

そんなときは、家庭教師や個別指導のような「一歩離れた第三者」の存在をうまく活用してみるのも一つの方法です。

第三者が間に入ることで、以下のような関わりがしやすくなります。

  • どこでつまずいているかを客観的に見る
  • 小さく確認しながら進める
  • できたことを言葉にして残す
  • 次に何をすればいいかを明確にする

勉強に自信をなくしているお子さまには、「できないところを責める」のではなく、「今できていること」と「あいまいなところ」を分けて整理することが大切です。

そのうえで、できるところまで戻りながら、少しずつ次の学習につなげていくことが必要です。

まとめ

勉強に自信をなくしているときは、すぐに点数だけを求めるのではなく、「自分にもできる」と思える経験を少しずつ積み直すことが大切です。

勉強への自信は、励ますだけでは戻りません。

「少しわかった」

「自分でもできた」

「次もやってみよう」

という感覚を、一つひとつ積み重ねていくことが大切です。

青灯舎では、中学生のお子さまを対象に、英語・数学を中心とした家庭教師を行っています。

つまずいているところまで戻りながら、できたことやあいまいなところを整理し、次の学習につながる形で進めていきます。

大阪市内で家庭教師をお探しの方は、1回無料体験・1か月体験についてお気軽にご相談ください。